Nachiko Official Website

Nachiko's books.

Nachikoの電子書籍

詳細 >>

プロフィール

シンガー&ソングライター、音楽クリエイター、物書き、産業カウンセラー、思想家。

詳細 >>

ライブ情報

Now on SALE

オリジナル表示

Warming up


M1 紫の糸 ~光を~ La Lumière

M2Prisoner

M3  ホ・ン・ネ Real intention

M4 夕映え It was good die in loneliness

M5 幻華 Distractionof Ω 

 M6 体が風になるまで Return Me!

ボーナストラック:μμタンバリン(アレンジ&プログラミング:Team S)


Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

synclTV


La Lumière 

プレイヤー

QRコード

携帯電話からアクセス
クリックで拡大します
URLをメールアドレスに送信

RSS RSS

不思議の国アリス症候群

私は子どもの頃 肺炎をやって
そのあと腎臓を少し悪くしたものの
すこぶる健康だった。

多少の頭痛持ちというのは
あったが、それも周囲をみると
特別でもないくらいだった。

そんなに気にしていなかった
頭痛が やけに頻繁になり、
親も頭痛持ちだと言うので
遺伝かと済ませていた。

しかし…段々酷くなり とうとう
病院に行った。

今 思うと頭が痛いのだから
そこにだけ焦点を絞れば
良かったのかもしれない。

家の近所に病院が幾つもあるので
暫く通院しては治らないと
他を紹介されるの繰り返し。

気づいたら とんでもない方向に
行かされていた。

頭痛が治るならと素直に薬を
飲んだけれど、全く治らない。
益々痛くなるばかり。

頭痛空間で生きているような
世界だった。

かと言って頭痛だけに付き合って
いられず寝込む日があっても
その倍は動かなければならない。

思い出しても私が受けていた治療は
見当違いだったと確信できる。

それも運の悪さだったとしか
思えない。

幸い 書きの仕事もしていなかったし
他の事をやっていたのが
せめてもの救いだった。

頭痛の前には色々な症状があった。
その時によって違ったが、
物がぼんやり見えたり
やたら生アクビが出たり
涙がポロポロ出たり
眩しく感じたり…
文字を読むのが きつかった。

うまく表現できないが、
自分が おかしくなったのかと
思うほど頭が痛くなった。

頭が割れような痛みで
何か罰を受けているような
気さえした。

あまりにも治らないので
それまで受診してきた所を辞め、
新たに初心に戻り
純粋に頭痛が酷い!と他で診て
もらった。

すると「頭痛専門外来」を紹介
された。

今までも紹介されたのは
頭痛を診る医師が来る日の受診日
という程度だったので、
「頭痛専門外来」ということと
頭痛専門の論文を沢山書いている
バリバリの先生というのを知って
今まで付けられた訳の分からない
病名を考えず、飛び込んだ。


随分 前のことだ。

当然のように 精密検査をされた。
私に診断が下された。


『偏頭痛』


はぃ?


今まで 全く違う病名で多量の薬を
飲まされていたのは何だったの?

それが私の素直な感想だった。

偏頭痛で、あれだけの色々な薬を
飲まされて 色々な病名を付けられ
しかも不快な思いまで させられて
頭痛が悪化させられることって
あるわけ?

私の本格的な偏頭痛治療が始まった。
集中的だった期間は
そう長くなかった。

嘘みたく頭痛は消えていった。

最終的には 珈琲か紅茶を飲むだけで
頭痛は治るし予防も出来るように
なった。


今でこそ あの時の頭痛を思い出すと
酷い目に遭ったと思えるが、
これも運で適切に相性の良い
頭痛専門外来に行き着けなかった
のだから仕方ない。

多分 私みたく頭痛持ちで
とんでもない方向に行かされて
とんでもない診断を下されて
益々頭痛が悪化している人って
少なくないのではないだろうか?


そんな事を考えていたら、
「不思議の国のアリス症候群」
というのを目にした。


どのような症状かというと
Wikipediaによると知覚された
外界のものの大きさや自分の体
の大きさが通常とは異なって感じ
られることを主症状とし、様々な
主観的なイメージの変容を引き起こす
症候群である。

この症候群は、ルイス・キャロルの
児童文学『不思議の国のアリス』で
薬を飲んだアリスが大きくなったり
小さくなったりするエピソードに
因んで1955年にイギリスの
精神科医トッドにより名付けられた。

典型的症状は、眼に障害がなく
外界が通常と同じように見えていると
考えられるにもかかわらず、一方では
主観的にそれらが通常よりも極めて
小さな、または大きなものになった
ように感じられたり、ずっと遠く、
あるいは近くにあるように感じられたり
する。

例えば、子どもが自分の母親が自分
より小さくなったように感じたり、
蚊が数十cmもあるように見えたり
する。

自分の体は逆にそれぞれ大きく、
または小さくなったように思う
こともある。

外界が小さく感じられるものを
小視症、大きく感じ
られるものを大視症
ひずんで感じられるものを
変視症と呼ぶ場合も
あるが、これらの呼称は
眼底疾患など視覚そのもの
障害による症状においても
用いられている。

この症状には様々なバリエーション
がある。

対象や位置が限定されており、
例えば、人の顔以外を見た時に
のみ この現象が現れたり、
視野の右半分だけが2倍の大きさ
になったように感じたり、
テレビに全身が映った人物の顔と
体の比率が歪み、何頭身であるか
認識できなくなったりする。

大きさだけでなく色覚についても
異常が起こることもあり、
例えば自分の母親が緑色に見えたり
する。

またこの現象は視覚だけでなく
触覚や身体イメージによっても
起こり、自分の片方の耳だけが
大きくなったように感じられる
こともある。

さらに、空間の感覚だけでなく
時間の感覚に関して類似した
現象が起こることもあり、時間
の進み方が速くなったり遅く
なったりしたように感じる人も
いる。

空中を浮遊するような感覚も
特徴とし、現実感の喪失や
離人症状も現れることもある。

現象は数分で終わることが
多いが、何日も継続する場合
がある。

この症状は、ヘルペスの一種の
エプスタイン・バール(EB)
ウィルスの初期感染で引き起こ
された中枢神経系の炎症での
報告が多い。

EBウィルスは、日本では子ども
のころにほとんどの人が感染する
もので、おそらくこのために、
子どもの頃一過性のこの症状を
体験した人は比較的多い。

大人になっても不思議の国の
アリス症候群を定常的にもつ
人の多くは偏頭痛を持っている。

また、他のウィルスによる
脳炎・てんかん・統合失調症の
患者からも報告されることもある。

さらにある種の向精神薬によっても
この症状が現れることがある。
ルイス・キャロルは偏頭痛に
悩んでいたことが知られており、
彼自身がこの症状をはじめとする
作品内のエピソードを体験して
いたかもしれないとする推測がある。

このような症状がどのようにして
起こるのかは全く不明である。

症候群自体の認識が薄いことも
あり、報告は多くない。

EBウィルスに罹患した患者に
おいて、限定された画像法で
のみ短期間で一過性の大脳皮質
の広範囲の異変が認められたと
いう報告があるが、限局した
病巣を認めるような報告はなく、
脳の広い範囲が関わっている
ものと示唆される。


これって、私も子どもの頃
高熱でうなされた時に
カーテンの模様が大きくなって
迫ってきたことがあって
怖かった記憶がある。
この事も書いてあった。

偏頭痛と知らずにアタフタして
いた時は やたら時間が長く
感じられたり短く感じられたり
して妙な違和感があった。


あとは、頭痛前の眼の過敏な
光への症状だった。
調べると興味深いことに、
晩年の芥川龍之介も
「閃輝暗点」と呼ばれる
偏頭痛のときに現れる
前兆現象の視覚障害が起こり、
症状が始まって治まった後
引き続いて始まる偏頭痛に
悩んでいたと記録がある。

この症状のことは、ずっと
訴えていたのに当時の
私が診てもらった医師は
最後に たどり着いた
頭痛専門外来の医師以外
理解してくれなかった。

さらに、オランダ・ライデン
大学のミケル・フェラーリ
教授の学説によると、
ピカソも偏頭痛で悩んで
いたらしい。

ピカソは偏頭痛による
視覚障害で、目や鼻、口が
左右非対称の人物が登場する
「泣く女」や「ゲルニカ」
のようなタッチの作品を
描くようになったのでは
ないかと言われている。

有名な樋口一葉も、
『にごり絵』の中の文面に
不思議の国アリス症候群
だったと疑わしい文面が
あると言われいる。

他にも、『ガリヴァー旅行記』
のジョナサン・スウィフトの
病気、目眩の発作など
生涯悩ませた症状は
不思議の国アリス症候群だった
のではないかと言われている。

結局 原因は不明なのだが、
偏頭痛に対して理解が薄いという
ことだけは身をもって
感じている。

私も すんなり 相性の良い専門外
に たどり着いていれば
何も問題がなかったわけだが、
頭痛そのものが他の病気と
被るので医師は色々迷うのかも
しれない。

ストレートに頭痛→頭痛専門外来
ってならなかったのが今も
不思議だ。

内科に頭痛を診てくれるという
医師がいて それで治らないと
すぐに他に回すというのも
今思うと何だかなーと思う
のだけど……

偏頭痛が酷い時は考えることさえ
億劫になる。

いつもなら自分で調べて
頭痛だから、頭痛専門外来って
思いつくのだろうけど、
頭がガンガン痛かったり、
目がチカチカしていると
もう言われたままになる。

世の中って知らない事が沢山
あって、自分は遠回りしている
所があるのだと思ったりする
ことが多い。

こんな事を口に出すと、
どこかおかしいとか思われる
と思って正直に症状を
言えなかったり、
言っても理解してもらえない
場合があるのではないか
と思う。

私みたく、偏頭痛という単純な
ことが どうして あんなに 
わからなかったのか
未だに不思議で仕方がない。

偏頭痛が引き起こす色々な
症状があることも知って欲しいと
思う。

偏頭痛は食べ物を気をつける
だけでも起きなくなる。

頭痛頭抱えて動いていた日々は
何だったのだろうなぁ〜。

今 思い出話として書けるのは
ありがたいことだけれど
世の中 偏頭痛なのに違う治療を
受けている人がいたら気の毒だと
思う次第だ。
思いもよらない事ってあるのだから。

2014-02-20 20:06:19投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(4) トラックバック(0) nice!  あしあと
    4件中   1 - 4 件表示 ( 全 1ページ )
    コメント一覧
    月光さんへ不思議の国アリス症候群は普通 子どもの頃に経験して大人になると消えると言われています。きっと、そのパターンだったのではないでしょうか?残らなくて良かったです。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-26 19:44:25
    瑞恵さんへ薬の副作用は怖いですね。症候群を調べると色々あって不思議です。それも かなり辛い症状の物もあって これでは病名もつけられないのでは?と思うこともあります。いちいち対処的に薬を飲んでいったら大変だと思いました。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-26 19:41:06
    guest
    私は夢の中で「不思議の国アリス症候群」を何度も経験しました。いつも何パターンかの決まった夢の中で、それが起こるのです。もうずっと昔 子供の頃でした。私にとって恐怖でした。
    的確な診断をして下さるお医者様と会えるのは難しいですね?
    投稿者 月光   2014-02-21 08:49:31
    guest
    Nachikoさんも身体の事で大変な思いをなさったのですね?私もつい最近まで この世にありもしない病名を取って付けられていた事を知りました。おかげで薬の副作用と戦う日が続いたり。元々病気ではなかったのですから「薬」を飲むと、逆方向に突っ走るしかなかったのではないかな?と残念な思いをしています。不思議の国アリス症候群は初めて知りました。
    投稿者 瑞恵   2014-02-21 07:16:12
    4件中   1 - 4 件表示 ( 全 1ページ )