Nachiko Official Website

Nachiko's books.

Nachikoの電子書籍

詳細 >>

プロフィール

シンガー&ソングライター、音楽クリエイター、物書き、産業カウンセラー、思想家。

詳細 >>

ライブ情報

Now on SALE

オリジナル表示

Warming up


M1 紫の糸 ~光を~ La Lumière

M2Prisoner

M3  ホ・ン・ネ Real intention

M4 夕映え It was good die in loneliness

M5 幻華 Distractionof Ω 

 M6 体が風になるまで Return Me!

ボーナストラック:μμタンバリン(アレンジ&プログラミング:Team S)


Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

synclTV


La Lumière 

プレイヤー

QRコード

携帯電話からアクセス
クリックで拡大します
URLをメールアドレスに送信

RSS RSS

笑っていいのかな?

16〜17日は豪雪被害の情報が
沢山あがっていて落ち着かず、
作業をしながら気になって
とても眠る心境になれなかった。

徹夜して とりあえずパンでも
買いにと出かけて行ったら
あまりの太陽の眩しさに
クラクラした。

せっかく外出したのだからと
用事をすませようと
某所へ。

ハンコウを押してもらうのだけど、
それが かつてない光景に
出くわした。

書類を渡したら くるっと
後ろを向いて浅い器に
柔らかい朱肉の山になっている
ものを私の目の前にドンと置いた。

ムム?

朱肉って丸い平らなものだと
思い込んでいたので
それって朱色の粘土で作った
小さな山にしか見えなかった。

それを持ち出したのは
窓口のオジサンだった。

見たこともない朱肉だったので
おもわず その オジサンに
書類に代わりにハンコウを
押してもらうことにした。

私が押すと かすれたり、
上手に押せないことがよくある
からだ。

私「すみません。ハンコウ押すの
下手なので代わりに そこに
押して頂けますか?」

と頼むと おじさんはニコっとして
少ない前髪を左手でかきあげた。

そして息を止めると、
粘土状の朱肉の山にハンコウを
ギュっと押し込んだ。

背筋を伸ばして垂直にハンコウを
書類に押し付けた。

息を止める時、しっかり息を
吸い込んでいた。

そして全神経をハンコウに
集中させると
「ギュ〜」っと音が聞こえて
くるような感じで強く書類に
ハンコウを微動だにしない
手つきで押しつけ続けていた。

「あれまぁ、この オジサン
ハンコウ押すのに命かけてる」
そんな気がした。

その様子が あまりにも奇異に
見えたので他にもハンコウを
押す場所が数カ所あったので
全部押してもらうことにした。
そしたら……

なんと!

いちいち ハンコウを押す前に
必ず少ない前髪を左手で
かきあげて、息を止めて
背筋を伸ばすという同じ行動
を取るではないか。

一つハンコウを押す度に
小指を立てて余分な朱肉を
吸い取らせるために
薄い紙を脇から丁寧に
押したハンコウの跡の上に
乗せて、あのグルンとなる
紙の上に重みをかける
立体の半円のを顔を
近づけて転がし、
勢いよくパっと紙を取る。

オジサンと対面して座っていた
私は笑っていいのか感心して
いいのか複雑な心境になった。

しかしだ。

そこまでにして押したハンコウ
は、かつて見たこともないほど
クッキリとハッキリ。

まるで絵に書いたように
押してあった。

「これぞ職人技!」

私は思わず声に出してしまった。

私「うわ、すごくクッキリ
押せていますね。
このハンコウ押しにくいのに。
初めて見ました。」

オジサン「いえいえ。」(謙遜している)

私「いやぁ、凄いですよ。」

オジサン「このくらい出来ますよ」(ニッコリ)

私「普通簡単そうで、こんな風に
押せませんよ。」

オジサン「誰でも出来ますよ」(まだ謙遜気味)

私「そうですか?全部同じに押せてます。」

オジサン「よく押してますから。」
(やや得意っぽくなってくる)

私「世の中 凄い人がいるもんですね。」

オジサン「私の仕事ですから。」
(雰囲気変わって得意になってる)

私「お見事です。」

オジサン「私はプロです。」
(は?この人ハンコウ押す仕事
の人じゃないんだけど、完璧
木に登った)


その後 私は会話が出来なくなり
ひたすら おかしくなり
どう考えても あの オジサンの態度が
変わっていって満面笑顔が続いていた
のが面白くて仕方なかった。

ハンコウは前髪を左手で かきあげて
息を止めて垂直にギュ〜っと押し付けて
押す!

これが奥義なのかもしれない。

あとは あの粘土のような
朱肉の山がポイントかと思う。

帰宅して犬達にご飯をあげて、
一休みしたら かなりいい時間に
なっていた。

とにかく連日 作業で ろくに寝て
いないので少し寝た。


起きたら頭はボーーーッ。


同じ姿勢での作業で煮詰まっている
上に、寒さで体が固くなっている。

こんな時は家のお風呂より
スーパー銭湯に限る。

私は温泉が大好き。
気分転換 爽快感 凝りも取れる。


で、いざスーパー銭湯へ。

行ったはいいけれど
いきなりお風呂に入る前
ロッカーを開けてバックから
荷物を出そうとしていたら
床で滑って尻餅をついた。


何も無いところで転ぶのは
得意なのでお尻をさすりながら
お風呂に向かった。

露天風呂に まずは直行。

寒い屋外に出た。
「わーい!お風呂だ!」
と思って入ったのは
いいけれど、最初に段差が湯船に
あって深くなっているのを
忘れていた。

いきなり入ったから、
お風呂の中で真っ正面から湯船の
中に 転けた形になった。

心の準備もできぬまま
頭から全身突っ込んだ感じ。

幸い夜遅かったし他に人が
いなかったので他の人に
ぶつからなくてよかった。

なんて湯船で お湯を飲んで
しまっている時は考えも
つかなかったけど。

この辺から凹みだした。

今日は厄日かもしれない。

いや、身体をきれいに洗えば
気分も晴れる!

そう思って、わさわさと
石けんを身体中を擦っていた。

基本的に椅子は使わない主義。

その日に限って、足下につけた
石けんが滑って器用に
左と右に足が変な方向に動いて
バランスを取ろうとしたら
3度目のなんとかで、
派手に身体中石けんが付いて
いるのでタイルのような床で
勢いよく滑って転んだ。


前に肘を付いて頭を庇った格好。

痛かった。ただ痛かったではない。

物凄く痛かった。

足の裏に石けんを付けるのは
金輪際やめると決めた。

ジンジン痛むのを我慢して、
誰かに見られたかと思いながら
何度も滑りながら起き上がった。

「ダメだ…完璧 疲れてる」


そう思うことにした。

ここで恥ずかしいと思うより、
すぐ気持ちを切り替えるのが
自分の平和な所だと自負している。

私の転ぶ話は 周囲では 知っている
人は よく知られていて
犠牲者も出ている。

自分一人で転ぶなら自業自得
なのだが人を巻き込むから
評判が悪い。何回もあるけど…

過去 記憶に残っている犠牲者で
気の毒だったのは…

私は近視・乱視少々なので
階段が非常に苦手なのだ。

JRはエスカレーターが
付いていなかった。

いつも階段を降りる時は一番
端の手すりに掴まって降りる。

階段の どの線を踏んだらいいか
目がチカチカして踏み外す
ことがあるからだ。

眼鏡をかけても踏み外す。
だから ゆっくり降りる。

その日 たまたま友達と一緒で
多少混んでいた。

階段の上からホームに降りるのに
手すりに掴まるのもカッコ悪い。

私は「ごめん、ちょっと肩に
掴まっていい?」と
友達に聞いた。

友達は「いいよー」と言ってくれた
ので そろりそろりと降りて行った
のだけど すぐに足下の階段の
線の何処を踏んでいいか
わからなくなり一瞬 立ち止まり
「わ〜〜!」っと大声を出して
肩を離してしまった。


申し訳なかった。


見たら 私でなく友達が階段から下に
落ちて行くのが見えた。


途中で止まってくれた時はホッとした。

でも……かなり下まで器用に落ちていた。

大きな怪我がなくて幸いだった
けれど、怪我をさせてしまった。

こんな私が高いヒールのある靴を
履くはずがないのは
人さまに迷惑をかけないという
大きな理由もあるのだ。

ああ、また話が脱線してしまったが、
自分だけが転ぶ分には支障がない。


身体と髪を洗い終わって、
高濃度炭酸泉に入った。
首まで ぬるい温度のお湯だが浸かると
炭酸がパチパチと跳ねていた。


の〜〜んびり浸かって服を着て
髪を乾かしにパウダールームに
持参したドライヤーで髪を
乾かそうとした その矢先。

中年の ご婦人が私と鏡の前に
割り込みコンセントに
持参したドライヤーを繋いだ。

勿論 備え付けのドライヤーが
並んでいるのだが、私の場合は
自分のドライヤーが気に入って
いるので持参している。

私がドライヤーを当て出したら、
左隣りに その ご婦人が立っている。

右の椅子が空いているのに
何故立っているのか
その時は不明だった。

ガーっと音を立ててドライヤーの
音がした。

ん?と思って その ご婦人の方を
振り向くと…



立って腰を落として膝を曲げて
股間にドライヤーを当てていた!!



何か見てはいけない物を見てしまった
気持ちで一杯になった。

そのあと数分間、どこに視線を
持っていったらいいのか
わからなくて困ってしまった。

嫌でも視線に入ってしまうのだもの。

結局 その ご婦人が髪に
ドライヤーを当てたのは 
ほんの数分もなかった。

一体何だったのだろう。

わざわざ自分の股間に当てるため
ドライヤーを持参するって
謎だし 趣味なのか嗜好なのか
まったくわからない。

見た者に妙な罪悪感を与える
行為に感じてしまったのは
考え過ぎだろうか。

そして髪を乾かして 再び
朝 無かったお気に入りの
水を買いにマーケットに
寄ったら…うわ〜って
ことになっていた。

棚が空っぽの所ばかり。

雪に備えての買い占めが
すでに始まっている。

こんな状態が続いたら
どうなるのだろう。

そのマーケットの状態を見て
また転びそうになったのは
言うまでもない。

2014-02-18 16:57:40投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(8) トラックバック(0) nice!  あしあと
    8件中   1 - 8 件表示 ( 全 1ページ )
    コメント一覧
    瑞恵さんへお母様は書道家だったのですね。きっと書き終わった後に印号を押す時は緊張されていたのでしょう。そこまでやらないと仕上がりませんもの。足に石けんを塗っている最中でしたから、よほど身体が疲れていたのかと思います。気をつけます。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-19 20:57:51
    しずくさんへ本当によく滑ったり転んだりします。そのくせ、人が転ぶと大笑いします。しかし、今回は笑うタイミングを逸した気分です。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-19 20:53:36
    月光さんへそうなのです。股間へのドライヤーは何度考えても謎なのです。笑うというより疑問を持って考え込んでしまい、帰宅してから笑いに変わりました。1人思い出し笑いの世界です。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-19 20:51:07
    そーれーさん書家に好きな言葉を書いて頂くって素敵ですね。そのような書家が使う印号を押す高価な朱肉だったと知って、益々 あの オジサンを思い出して押す様子を頭で再現してしまい おかしくなりました。きれいに押せた印は気持ちが良いですね!
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-19 20:48:22
    guest
    朱肉のお話、興味深く読みました。
    福岡赴任時代に出来たての博多駅ビルの東急ハンズで、女性書家の実演イベントをやっていて、決まったお値段で色紙に希望の言葉を書いていただくことが出来ました。
    人生の船出をする若いカップルと私の両親にそれぞれ好きな言葉を書いていただきました。
    書も見事でしたが、印を押す時に、同じような朱肉のモリモリしたのに篆刻の先っちょをつけて丁寧に押してました。
    深いたいしゃ色というのでしょうか?ちょっと濃い朱でにじみもかすれも無く、見事にクッキリな印。
    プロだ!と思いました。
    投稿者 そーれー   2014-02-19 11:57:25
    guest
    股間のドライヤーは見たことも聞いた事もありません。私だったら絶対に笑ってその場から逃げ出すだろうな……。絶対に無理!笑う!そこで転ぶ!です。
    出かけた時のお天気で気分が左右されますよね?今日は一カ所出かけて来ました。お天気が良くて気持ちが良かったです。くれぐれも足元に気をつけてお出かけ下さい!
    投稿者 月光   2014-02-19 11:37:52
    guest
    話の展開で凄いなちこさんのケガ発覚 かとハラハラしたら、そんな股間ドライアーなんて(^w^)痛みがましになるならワラってください。
    投稿者 しずく   2014-02-19 00:13:29
    guest
    印鑑を押すのは難しいですよね?
    笑いたい時は笑っても良いのです!その粘土質の朱肉っぽいものは高価な物だと思いますよ。母が持っていました。書道の印号を押していました。使いにくそうですがハンコに満遍なく付けると押した後綺麗になるのです。
    足の裏は石鹸で洗いましょう。そのすぐ後に足と床を洗い流してから立って下さい。
    投稿者 瑞恵   2014-02-18 22:33:51
    8件中   1 - 8 件表示 ( 全 1ページ )