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Dr    :そうる透

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Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

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La Lumière 

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木魚って…

前回、コメントに「木魚も面白い」と
あったので私も なるほどと思い
木魚について思いを巡らしてみた。

思えば「木魚」といえば……
記憶の中にありました。

あれは まだ親戚が揃っていた頃。

本家で法事があった時のことだった。

分家のウチと違って本家はキチンと
家を守り冠婚葬祭をしっかりやる。

私は慣れないフォーマルを着て、
親戚の並ぶ中程に座り
お坊さんの読経を聴いていた。

何かと窮屈な親戚なこともあり、
私は場違いな気もしていた。

それでも お上品な顔をして
そそのないように振る舞い、
両親に叱られないようにと
心がけていた。

読経は長く、椅子の生活に
慣れている私には正座は苦手で
脚が奥の方からジンジンして
くるのがわかった。

そのジンジンが、痛痒い感覚に
変わって足の親指をモゾモゾと
動かしたり、身体の重心を
変えてみたりし出した頃、
突然 お坊さんが
ポクポクと木魚を叩き出した。

自分でも何故だかわからない。

状況のせいだと思いたい。

脚が痺れて、親戚の中で緊張
しまくっていた私の中で
何かが はじけた。

そのポクポクは思いもよらぬ
タイミングで鳴り出し、
しかも想像していなかった音
だった。

頭で考える木魚の音より高音で、
リズムも均一でなく
早くなったり遅くなったりで
背筋を伸ばした姿勢で木魚を
叩くお坊さんの姿と音が
私の笑いのツボにハマってしまった。

こうなると笑いが止まらない。

最初は笑いをこらえるので
精一杯だった。

下を向いて目を閉じ 別の事を
考え必死に我慢した。

しかし情け容赦なく「ポクポク」
という音は耳に入ってくる。

我慢しようとすればするほど、
身体は反応してしまう。

両肩が上下に小刻みに揺れ、
涙がボロボロ溢れる。

声を殺していても時折
「グェ」っと引きつった声に
ならない声らしきものまで
発してしまう。

笑いをこらえるとは、こんなに
つらいものなのか。

お腹は圧力でカチンカチンに
固くなり よじれそうに痛い。
鼻水まで出てくる。


「周囲に気づかれたらまずい」


そう思って その場から席を立つ
ことをおもいついた。

これが浅はかな行為だった。

立とうとして膝をついたら、
感覚がない。

カクンとなって前に座っている
親戚にダイビングしてしまった。



こうなると脚の痺れより、
恥ずかしさを通り過ぎて
「やってしまった…」
という あきらめが先に立つ。

それでも お坊さんは何事もない
ように淡々と木魚を叩き続けていた。


あの時、その後のことは
ご想像に任せる。

以来 木魚は私にとって
淡々と涼しい顔して叩くお坊さんと
親戚にダイビングした思い出に
結びつき記憶から抜けさせようと
していたように思える。


そもそも、木魚についてどれくらい
私は知識があるのだろう?


読経の時に叩くという知識が主
だったので、この際調べてみた。


木魚とは、読経を行なう際に
打ち鳴らしてリズムを取り、
精神を統一するために必要と
される梵音具。

すべての宗派で使用されるもの
ではなく、主に禅宗や天台宗、
浄土宗などで用いられる。


木魚とは
木魚は楠材などを原料に
作られた梵音具。

直径5センチほどの小さな
ものから1メートル以上の
大きなものまであり、
大きさ、色などに決まりはない。

使用目的は、読経の際に打ち
鳴らしてリズムを取り、
複数人で意識を集中させて
お経を唱えるために用いられて
いる。

内部が空洞に彫られ、閉口部が
狭くなっている形状からは、木魚
独特の「ポクポク」という
軽い音が聞こえる。

あの音には精神を落ち着かせ、
集中させる効果もあるようだ。
仏壇店では大抵木魚の下に敷く
台と、「バイ」と呼ばれるバチ
がセットになって販売されている。


木魚の歴史
木魚の歴史はその名前にあるように、
もともとは黄檗宗の本山である
「黄檗宗萬福寺」で今も見られる
ような「魚板」が原型といわれて
いる。



魚を象った理由は
「眠っていても目が閉じない魚
のように、寝る間を惜しんで
修行に励みなさい」
という教えに基づいて生まれた
説が最も有力。

室町時代より木魚ほか梵音具の
存在は明らかにされているが、
本格的に木魚を使用したのは
黄檗宗の開祖である陰元隆き
とされており、その後各宗派で
取り入れられ、現在の形として
確立したのは明治時代に
なってからといわれている。


木魚職人
木魚の生産地は愛知県が日本一
を誇るが現在は9つの工房、
20名ほどの木魚職人のみ、
と年々職人が減少している。
木魚の製造工程は
「木取り」からはじまり、
「整形」、内部を特殊なノミで
くり抜く「中彫り」、「乾燥」、
「彫刻」、「研磨」、
最終的に音を微調整する
「音付け」の8つに大きく
分かれており、自然乾燥の
工程だけでも1〜3年の歳月が
必要とされている。

長くは15年間の時間をかけて
完成する木魚もあるそうだ。
手造りの木魚は音の美しさは
もちろん、龍や魚、鯱、蛇などを
モチーフにした様々な彫刻も
素晴らしい職人技の一つだ。


宗派による梵音具
真言宗、天台宗、浄土宗、
禅宗(曹洞宗、臨済宗)で使用。
浄土宗では一時期木魚を使用
しない時期もあったが、
現在では他宗派同様に読経の
際に再用している。

なお、名古屋地方では一部
「伏鉦」を用いている地域もある。


バイとふとんとの3点セット
木魚は単体で販売されているのでは
なく、木魚をたたくバチ「バイ」と
木魚を置く台である「ふとん」と
合わせて3点セットで売られている
ことがほとんど。

木魚の購入を検討する場合は、
なるべく大きめのふとんを選び、
叩く際にふとんから木魚がずれ
落ちないかどうか確認すると良い。
ここで興味深いのは楽器として



木魚を使う場合の話
・一番大切なのは叩きやすさ!
正確なポイントに正確な角度で
打ち込まないと本来のサウンドを
出すことができない。
・サウンド
「ポクポク」という心地よい響きと
乾いたサウンド。
あくまでドライなサウンドキャラクター
を持つ木魚を選ぶ。
ビンテージ木魚は澄み切った心地よい
サウンドを得ることができる。
・フェイクファータイプ
「モソモソ」としたサウンドで音楽にも
法事にも不向き。
六本木のギャルに受けている。
高価なものが多くブランド製であることが多い。


・パンチメタル素材の木魚
「キンキン」というハイが強調された
金属的サウンドが特徴。
法事には向かない。


・一番オーソドックスな木材製の木魚
楠やセン、メイプルなどが多く
使われる。

「ポクポク」という素朴で心地よい
サウンドが堪能でき、様々な
音楽に合うばかりでなく法事にも
利用可の万能選手。


・エレクトリック・木魚・タイプ
木魚の内部にピックアップや貼り
マイクをつけたもの。

大きなステージで木魚サウンドを
最大限に生かすために開発された。
アンプを通すことで
アコースティックな暖かいサウンドを
大音量で鳴らすことができる。

ギター用のエフェクターを使うことで
通常の木魚では得られない様々な
効果を生み出すことも可能となる。
新世代の木魚。

材質は木製の他、プラスティック、
カーボンなど様々で、デザインの
自由度も高いため、多種多様な
デザインのモデルが存在する。

またストラップをつけるピンがついて
おり、立ったまま演奏できるのも
魅力。


木魚について通追求して書くと、
出て来る 出て来る…書ききれない。

私の木魚に関して恥ずかしい
法事での体験が残っていたのが、
調べてみたら木魚音楽があって、
色々UPされている。

想像してみた。
私が自分のライヴで立って木魚を
持って叩きながら
歌う姿を……


どう考えても私には似合わない気
がする。

木魚は聞くだけの方が良いのかと
思った次第であった。

2014-02-13 19:44:30投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(2) トラックバック(0) nice!  あしあと
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    コメント一覧
    瑞恵さんへいあやぁ〜。あの幼い頃の木魚事件でチョットしたトラウマが出来てしまい日常でも まだ許してもらえていなかったので木魚は使用しないと思います。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-17 20:21:38
    guest
    このブログを読んで、逆にNachikoさんに是非木魚を叩きながら歌って頂きたくなりました!Nachikoさんが木魚を使っても誰もがそれを「木魚」と気付かせないような使い方ができる方だと思えたからです。是非ご検討下さい。
    投稿者 瑞恵   2014-02-14 08:41:02
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