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Bass   :和佐田達彦

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Key    :河本慎一

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和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

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La Lumière 

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日本の音2️⃣

昨日は季節で自然に耳に入って来る
音について書いた。
それも日本独特の音に触れてみた。
今日は日本の文化や宗教的観点から、
私達が耳にする音に触れてみよう
と思う。

幼い頃から音は慣れ親しみ
受け入れ、何となく違和感もなく
暮らして来ていることに
気づくと改めて興味をそそることが
出てくる。

私の家には無かったが、
日本人は庭の中にも音の演出を施した。

ししおどし(鹿脅し)は、
竹筒に水を引き入れ、溜まった水の
重みで筒が反転して水が流れ、
元に戻るときに石を打って音を
出すようにした装置。添水(そうず)。
元々、田畑を荒らす鹿や猪、鳥などを
脅すための装置全般を言い、
「かかし」や「鳴子」なども
「ししおどし」の一種である。

しかし、日本人は 何でも楽しくしたり、
風情あるものにしたり芸術性豊かに
したりするのが得意である。

「かかし」にしても、亡き祖母が
屋上にスイカを植えた時 はたきに
帽子を被せて鈴を付けたのを覚えている。

どこから見ても「かかし」には
見えなかったのに本人は満足気だった。

案の定すぐにスイカは食べられ、
スイカ作りは あきらめなくては
ならなくなってしまったのだが、
あの時 棒に帽子を被せて風で音が
するように工夫しようとしていたのが
何とも苦労の末の結果とはいえ、
面白かった。

「鳴子」は何かの機会で色々な種類の
鳴子を見たことがある。

とにかく読んで字のごとしで、音がする
ように作ってあるのだが その多様性は
なかなか形も音も違っていて、
これで効果があるのかと思わされる
ものもあった。

それだけに野生動物との被害に直面
したことのない私には切実な
「鳴子」の実用性など考えも及ばなかった
のだと思う。

しかし場所によっては、土産物になるほど
民芸品になったり高められた物として
存在するのだから素晴らしい。

その動物の苦手な周波を流すとか、
電線を張るなどということもしない
昔から日本人は自然の中から、
音によって嗅ぎ付け共存してきた。

静寂の中に音を感じ、
野生動物との共存に音を使う。
見事としか言いようがない。


そして水琴窟は、水の滴の響きが
幽玄の世界をかもしだす。

水琴窟の不思議な音色は、
地中に埋めた壷に落ちる滴と、
その音の反響が生み出している。


【水琴窟の説明】
水琴窟は、日本庭園の つくばいや
縁先の水鉢からあふれでた水を
利用する、日本独特の音響装置。

そのルーツは江戸時代初期、
作庭家でもある大名茶人、
小堀遠州が考えた つくばい周りの
排水装置“洞水門”から発祥したと
いわれている。

底に小さな穴を開けた瓶を伏せて
地中に埋め込む。
その上から水を流すと、下の石を
敷き詰めた部分から地下へ流れ込む。
何もしない状態でも水琴窟は、
筧(かけい)という竹筒から少しずつ
水が流れ続ける。

地中に埋め込まれた瓶の中に水滴となって
落ち、瓶底に溜まった水底に当たった時
の音が瓶の内部で共鳴することで
特徴的な琴に似た澄んだ音が生まれる。
琴の音色のように聞こえる庭園の
音響装置。


私は、庭に 竹筒の「ししおどし」が
あって たまに「トーン!」と響く
あの独特な音だけでも「おお!」とか
思ってしまうのだけれど、
日本庭園の「水琴窟」とか、美しく
整えられた足も踏み入れられない
山水画のような庭園には
日本人の求めてやまない美への
独特の追求を感じる。

そこに音が伴うのが何しろすごい。

普通に暮らしていても私達は
大晦日になると除夜の鐘という
ものに接する。

それぞれが違う宗教を持っていたと
しても、近くのお寺から その音が
入ってくる。

それは日本の多くの寺に釣鐘(梵鐘)
という大きな鐘が吊るされているからだ、
大きく独特な響きを持つ梵鐘の音も、
日本の暮らしに古くから
溶け込んでいた音だ。

鐘の音は、どのような特徴を持って
いるのだろうか?

コンピューターに取り込んで
分析した結果が書いてあるのを
調べてみた。

細かいデーターを書いても
わかりにくいので、まとめて書くと
いくつもの周波数が立ち上がり、
幅広い音程が含まれている。

余韻が暫く残るようになっている。
余韻として残るこの音は、
周波数135ヘルツ、音階ではドの
シャープ。
これは基音と呼ばれ,
鐘の低い響きを印象つけている。

鐘が鳴った瞬間の一番強い音は
312ヘルツ。
基音より1オクターブ以上高い
レのシャープ。
さらに基音より3オクターブ以上
高いファの音まで含まれていた。

鐘の音は実に幅の広い様々な音が
重なり合って、奥深い響きを
作り出していたのだ。

鐘の音は昔から、仏の声とも
言われている。
霊力を持ち、朝夕の時を知らせる
鐘の音、それは日本人にとって
特別な意味を持つものだった。

信州大学・笹本正治教授
「本来日本人には、昼間は人間の
時間帯、夜は神様や仏様の
時間帯だという認識があった。
つまりあの世とこの世の
接点になる時間帯が、鐘のなる
時間帯。
たとえば釣鐘の音は、あの世とこの
世双方に伝わる特殊な道具という
感じがある。」

夕暮れ時になり、響く鐘の音。
それは人智が及ばぬ夜の訪れを
告げるものでもあった。

かつて人々は敬虔な気持ちで鐘の
音に耳を傾けたのだ。

また鐘の音は、年の分かれ目を示す
ものでもあった。

ここで今でも恒例になっている
除夜の鐘の話が わかりやすく
説明できる。

12月31日深夜、日本全国で鳴らされる
除夜の鐘は108つ鳴らされる。

「除夜」とは「旧年を除く夜」
という意味で、12月31日の大晦日の夜。

除夜の鐘をつき、その音を聞く
ことによって、この1年のうちに
作った罪を懺悔し、罪を作る心を
懺悔し、煩悩を除き、清らかな心に
なって新しい年を迎える。

人には108の煩悩があるといわれている。

煩悩とは、愛着、執着のことで、
自分にとって離しがたい、
捨てがたい感情、感覚。
この108という数の由来については
諸説がある、

まず、108の煩悩は人間の感覚を
司る眼(げん)耳(に)鼻(に)
舌(ぜつ)身(しん)意(い)
の六根が、それぞれに好(気持ちがよい)
悪(いやだ)平(何も感じない)不同
の3種類あり3×6=18の種類の
煩悩となり、これが、また浄(きれい)
染(きたない)の2種類に分かれ
18×2=36の煩悩となり、
さらに、さらに、現在・過去
未来の3つの時間が関わって、
36×3=108となる。
これが、108の煩悩だと言われている。

その他には1年の12ヶ月+月+
24節気+72気候を関わって、
36×3=108とし、108という数が
煩悩ではないかとするものなど
色々ある。

鐘を鳴らすことは中国の宋の時代に
起こったもので、その打ち方は
「勅修清期」に「慢(よわく)」
十八声、緊(はやく)十八声、
三緊三慢共一百八声」と
記されている。

音の話から それているようだが、
実は そうでもない。

昔 嫌がられていた古神道に
代表される民間信仰などの、
宗教的な意味合いを持つ表現として
丑三つ時(うしみつどき)も
神域や常世へ誘う端境として
考えられ、
古くは平安時代に呪術として
の「丑の刻参り」が行なわれ、
「草木も眠る丑三つ刻」といえば
講談や落語の怪談の枕として
使われる常套文句である。

今現在、街に出ていえば午前2時
から2時半頃くらいのことで、
そんな時間は渋谷や新宿、六本木
あたりでは若者がウジャウジャいる。
鐘の音に耳を傾ける人が居なく
なったせいではないと思う。

音による楽しみの変化が変わり、
日本への目が変わったことも
色々な面で出て来ているのでは
ないかと思う。

海外に日本語学科が乱立し、
日本の伝統物を作る方達が
日本に魅せられて来て下さる
のも良くわかる。

宗教は似た部分があるので
何とも言えないが、少なくても
日本古来の独特な文化や、
日本人でなければ耳にしなかった
音や景色を今一度
思い出してみたいと思った。

2014-02-11 20:33:43投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(5) トラックバック(0) nice!  あしあと
    5件中   1 - 5 件表示 ( 全 1ページ )
    コメント一覧
    月光さんへYOSAKOIの鳴子は賑やかで楽しそうです!私も好きです。雰囲気抜群ですね。木魚のポクポクは お坊さんが叩き出して、物凄くおかしくて 不謹慎にも笑いが止まらなくなってしまい恥をかいたことがあります。音がそれぞれ違うのですよね。想像していなかった音がした時って、どうしたらいいのか困る時があります。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-13 08:13:22
    馬鹿道マッシグラさんへ夕暮れの鐘の音と童謡って、何か 懐かしい感じがしますね。「カラスが鳴くから帰ろう」とか「お母さんが呼びに来るから帰ろう」とか。そんな時を持てた人っていいなぁと思います。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-13 08:07:02
    guest
    さっき、もっと長くコメントを入れたはずなのですが、最初の一文しか上がっていなくて・・・。
    投稿者 馬鹿道マッシグラ   2014-02-12 04:24:10
    guest
    鳴子と言えば、YOSAKOIの鳴子を連想します。私はYOSAKOIが好きでね?
    ししおどしと言うとご立派な庭園を想像してしまいます。そんじょそこらの一般的な家庭の庭にも有るらしいですが・・・拘りを持った家主が希望して設置するらしいですが。確かに趣、情緒がありますね。お寺で使われる木魚のポクポクという音も興味がありますね。
    投稿者 月光   2014-02-12 03:58:47
    guest
    夕暮れの鐘の音は童謡にも入っていますね?
    投稿者 馬鹿道マッシグラ   2014-02-12 03:18:50
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