Nachiko Official Website

Nachiko's books.

Nachikoの電子書籍

詳細 >>

プロフィール

シンガー&ソングライター、音楽クリエイター、物書き、産業カウンセラー、思想家。

詳細 >>

ライブ情報

Now on SALE

オリジナル表示

Warming up


M1 紫の糸 ~光を~ La Lumière

M2Prisoner

M3  ホ・ン・ネ Real intention

M4 夕映え It was good die in loneliness

M5 幻華 Distractionof Ω 

 M6 体が風になるまで Return Me!

ボーナストラック:μμタンバリン(アレンジ&プログラミング:Team S)


Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

synclTV


La Lumière 

プレイヤー

QRコード

携帯電話からアクセス
クリックで拡大します
URLをメールアドレスに送信

RSS RSS

都知事投票日に3拍子を思い出す

久々の大雪も上がったものの
外は雪景色。
そんな中 しっかり油性ペンを
持って都知事の投票へ行って来た。
誰が当選するか想像ついても
自分の意志表示は必要だと思ったから。

どうせ〜という考えは淋しい気がする。
誰に一票入れても同じだという人も
いれば、
どうせなら優勢な人に入れた方が良い
という人もいるし、
政治は まっぴらゴメンという人もいる。

熱くここで時事ネタを語る気も
ないので投票に行く途中の
雪道を歩きながらツラツラと
頭を過ったことを今日は
書こうと思った。

いつものアスファルトの道路は
雪に覆われ、所々凍結していて
滑りやすくなっていた。

東京って いつも凄いなぁと
思うのだけれど凍結した道でも
ヒールを履いている女性がいる事。
これは毎年感心する。

見ていると転ぶ。

それでも履く根性に頭が下がる。

生まれてこのかた自分ほど
ハイヒールの似合わない人間は
居ないと思っているので
冠婚葬祭以外5センチのヒール以外
履いたことがない。

それでも転ぶのだから特技としか
言えない。

凍結していない道路でも転ぶなんて
何処見て歩いているんだろと
自分でも思う。

雪道をシャリシャリ音を立てながら
歩くと轍のある所に出る。

雪がないと思って、その上を
歩くとツルツルになっていて
まるでスケートリンクみたい
になっている。

薄暗い道を転ばないように
歩いていくと頭はスケートへと
思いをはせて行く。

そういえば子どもの頃、
随分とアイススケートに通ったと
思い出すのだ。

母が夢中だった影響が大きいと思う。
とにかく毎週通っていた。
怪我をすると危ないからと、
スケート教室にも行かされた。

最初はレンタルだったスケート靴が
母が自分のスケート靴を買うのと
一緒に私も買ってもらった。

真っ白なフィギュアスケートの
靴は嬉しくて、暇があると
靴の手入れとエッジの手入れを
していた。

スケートリンクに立つと、まず
私の耳には流れてくる音楽が
気になった。

やたら多く「スケーターズワルツ」
が流れていた。

何故だかわからないけれど
これは自分でも弾けなくてはと
思って譜面をすぐに用意したのを
覚えている。

この時に聴いたワルツは
エミール・ワルトトイフェルという
人のワルツで、
1837年12月9日ストラスブールー
1915年2月12日パリ
の生涯を送ったフランス作曲家。
大衆音楽、とりわけワルツ
「スケートをする人々」
「女学生」やポルカなどのダンス
音楽の作曲家である。

正直言って私はワルツを甘くみていた。

譜面についている記号を除けば
そんなに難易度も高くなくて
安易に弾けるなどと思ってしまった。

まぁ、子どものことだから仕方ない
とは思うのだが その譜面を
手にしたあと私は精神的に大きな
ダメージを受けた。

何としても あの軽やかさとか
心地よさとかを出せないのだ。

それは その後にわかる事なのだが
ワルツというものの特性を全く
理解していなかったから生じたこと
だった。

いくら練習しても違和感しかなかった。
そもそも「日本人はワルツが苦手」論
があるくらいなのだ。

日本人は「1.2.3.1.2.3」と正確に
3拍子を刻む、という意味では問題が
ないにしても3拍子の拍をどのように
切り分けるか、という点で本場西洋の
人々と違うのではないか?

ワルツの拍子を「タ・ターン・タ・ターン」
とか「後ろが長い」3拍子として捉えて
いないことが細かな音楽的表現の違い
として出てきて「苦手」論に繋がるのでは
ないか?とか他のワルツを聴くと感じる。

2拍目をちょっと早めに長く刻むことで、
独特の躍動感のあるリズムを生み出す。

これをピアノだと左手で、しっかり
鍵盤を底からすくって音を出し、
気持ちよく主旋律を活かすわけなので
何も意識せず、ひたすら忠実に
3拍子を刻むだけでは何のへんてつも
ない譜面だけを追いかける
抑揚のない音楽になってしまう。

ここから始まって、私のワルツへの
執拗なまでの執着が始まった。

自分で弾くなら……と色々
先生に教わりながら漁った結果、
ショパンに行き着いた。

手が小さくて同じショパンでも
ポロネーズとか指が届かなかった
ことも大きい。

ショパンのワルツ全制覇は目標に
なったのは言うまでもない。

何て、不規則な3拍子なのだろうと
内心思った。

呼吸の3拍子とでも言えばいいの
だろうか。

親にピアノを辞めさせられた時は
本当に悲しかったけれど、
そんな事で凹んでいたら神経が
持たない。

自分が弾けないなら聴けばいい。

それが私が熱狂的に
アルトゥール・ルービンシュタイン
に狂った理由である。

1887年1月28日ー1982年12月20日
ポーランド出身のピアニストだ。

様々な作曲家の作品集の演奏で
国際的な名声を博し、特に
ショパンの演奏では同時代の
最も優れたピアニストであると
みなされている。
20世紀の代表的なピアニストの
1人で演奏家としてのキャリアは
80年に及んだ.

同じ譜面で同じ曲なのに、どうして
こんなにまで違うのかと感動した
ものだった。

そんな中でプログレッシブロック
と出会うのだが、その中に
いとも簡単に3拍子に移行する部分
に感動する。

俗に言う変拍子というやつだ。

これは西洋の血だろうかと思った。

つい最近も たまたまギルモアの
ソロのDVDを見ていた。

あの独特なテンポもだが、基本3拍子
多発である。それを感じさせないほど
自然に馴染んでいる。

後半にピンクフロイドの曲をやって
いたが これも同じだった。

当然 8分の6とか色々あるのだろうが
基本が この刻みがベースに多い。

心理学的に言うと音楽療法でいうと
「その時の気分に合った音楽」を考察
し、原理原則を導くという
「同質の原理」というのがある。

たとえば、
・イライラしている時
強さと速さを持った曲が好まれ、
大きい音量を必要とし、強い
エネルギーの発散を求める傾向が
見られる。

・ストレス過剰の状態でリフレッシュ
したいとき
軽快で楽しい雰囲気の音楽をゆったりと
身をゆだねるようにして聴くといい。
よく「マーチ」がいいという。

・不安が強い時
あまり深刻でなく、あまり長くなく、
リズミカルで軽快なメロディで
爽快な感じになれる音楽がいい。
「ワルツ」がいいという。

・憂鬱なとき
ブルース、シャンソン、黒人霊歌、
演歌など、民衆が作り出した歌が
心に響く。

私の持論になってしまうが『融合』
という解釈を持ってプログレッシブ
ロックを解釈している私にとって、

プログレ=融合
ロック=心臓をノックする

という意味で とても
重要な存在となるわけだ。

変拍子の中に3拍子がある意味、
また彼等が自然に3拍子を操れる
点において和製のプログレとは
大きく違うと言えると私は
思う。

3拍子を追求してきた私は
雪道を歩きながら スケートを
していた頃の自分を思い出し、
そこからワルツに興味を持ち
現代に至ることを感じながら
投票しに出かけたのだった。

2014-02-09 21:01:13投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(8) トラックバック(0) nice!  あしあと
    8件中   1 - 8 件表示 ( 全 1ページ )
    コメント一覧
    久松さんへ5拍子 7拍子は使いますね。しかし、プログレって、変拍子の中に3拍子を さりげなく入れているんですね。これが かなりの驚きなんです。私のは頭7拍子からっていうのもありますが、デモテープの段階だと もっと変拍子なんです。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-13 07:43:29
    月光さんへ面白い!その発想最高です。人間の足が3本あったらワルツも、もっとスムーズになると思います。激しく同意します。やはりマーチ向きなのでしょうかね。こちらにも投票所には筆記道具はあるのですが「油性ペンを持って行く!」の呼びかけに賛同しているので持って行った次第です。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-13 07:38:45
    guest
    ワルツ、歌うのも演奏するのも簡単そうで、あのグルーブを出すのは日本人にはかなりむずかしいですね。8分の6拍子のほうが、まだやりやすいのかな。個人的にはラテン系やアフリカ系の音楽の、3拍子とハチロクがミックスされたポリリズムが大好きです。それと、プログレ好きとしては5拍子や7拍子などの変拍子も!
    投稿者 久松   2014-02-11 12:48:47
    guest
    そちらは油性ペンなどの筆記具を持参して投票に行かなければならないのですか!こちらは投票会場には筆記具が備えられています。それは置いといて、3拍子は難しい世界だと思います。人間の手も足も2本=偶数です。歩く時は一歩ずつ歩くと「1・2・1・2…」になりますからね?そこへ 3を加えるのですから人間のリズムを変調しなければならないのです。人間が3本足だったらワルツがスムースに作り易かったでしょう。
    投稿者 月光   2014-02-11 09:02:59
    瑞恵さんへ残念でしたね。まさしく、「スケート靴で立てるはずがない」という思い込み通りになりましたね。思い込みの恐さですね。いつか、思い込みは捨てないと、とんでもないことになります。気をつけて下さい。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-10 23:46:03
    馬鹿堂マッシグラさんへ雪道からワルツを思い出したのは、スケートを思い出したからでした。ワルツは、不安を取る効果があるのですがスケーターワルツなどは心地よく華麗な感じがします。暗いワルツもあります。ワルツは深いです。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-10 23:42:03
    guest
    北陸に住みながら、私はスキーもスケートも全くできません。以前ゴミ捨てに行く時、すぐ横に川が流れていた道を歩いていました。その道が凍結していて滑ってしまい「あ!川に落ちる!」と覚悟をしたのですが運良く川 ギリギリで体が止まりました。スケートに一度だけ友達に誘われて行った事があるのですが終始手すりの掃除でした。スケート靴で立てる訳がない!と、私は理解出来ない事は体も付いて来ないのです。実際に立てているのにそれが理解出来ないので体が拒否してしまったんです。その中でワルツなんて思う余裕もありませんでした。
    投稿者 瑞恵   2014-02-10 13:02:29
    guest
    まさか投票用紙に三角を書いて来てはいませんよね?ワルツは聴いていて確かに心地良い。つい心の中で1を強めにして「1・2・3 1・2・3」と数えながら聴いてしまう癖があります。これって何なんでしょうね?Nachikoさんの「ホ・ン・ネ」は今までに無かった雰囲気のワルツで、良い味があると思って聴いています。スケートとワルツ→雪道= 安心を求める時 雪道を歩く事に不安を感じていたのでは?
    投稿者 馬鹿道マッシグラ   2014-02-10 09:56:18
    8件中   1 - 8 件表示 ( 全 1ページ )