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M1 紫の糸 ~光を~ La Lumière

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M3  ホ・ン・ネ Real intention

M4 夕映え It was good die in loneliness

M5 幻華 Distractionof Ω 

 M6 体が風になるまで Return Me!

ボーナストラック:μμタンバリン(アレンジ&プログラミング:Team S)


Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

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La Lumière 

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胎児シンドローム

相変わらず東京は寒い。
頭の中は一番心地良い事を
思い浮かべる。
私が以前書いた小論文に「ニート」
を取り上げたものがあった。

今の自殺者の異常な増加を考えると
単なる社会的背景の他に
違った何かがあるのではないかと
考察してしまうのだがどうだろう。

私が一番心地よいと思い浮かべた
のは海で何も考えずに、
ただプカプカと身体を浮かせて
いることだった。

空を見ることもなく目を閉じて、
耳は半分海に浸かり水の音だけが
ゴボゴボと聴こえるが、
たまに外の雑音が混じる。
薄らと明暗しかわからない。

何とも言えない安堵感と不思議な
浮遊感・何かに包まれている感覚。
あれは一体何だったのか?

海水は限りなく羊水に似ているという。

あの感覚は大人になった自分が、
この世に生まれる前の
母の胎内にいて羊水にいた時の
感覚に似ているのではないかと
思えるのだ。

母の胎内にいる時は、
何の不安もない。

暑さ寒さもなく、生活の事も
考えることもなく安定した中に
包まれて満たされた状態でいる。

産道を通るという苦痛が待ち受けて
いるが、それまでは平和そのもの
なのかもしれないと想像する。

よほど母体にトラブルでもない限り、
羊水の中は快適なのではないか?
あの海にプカプカと漂い身を
任せる感覚の精神的開放感・安定感
は そんな処からくるのではないか
と どうしても思ってしまう。

以前「ピーターパン症候群」という
言葉が流行った。

1983年にアメリカの通俗心理学
本作家ダン・カイリーが著した
「ピーターパン症候群」で
提唱されたパーソナリティ障害である。
「誰でも持っている問題の一種」であり、
心理学・精神医学の正式な用語ではない。
従ってアメリカ精神医学会出版の
「精神疾患診断統計マニュアル」には
記載されていない。

カーリーは著書の中でピーターパン症候群
を「ピーターパン」と綴ってその症状・
特徴を述べている。

「ピーターパン」は人間的に未熟で
ナルシズムに走る傾向を持っており、
『自己中心的』『無責任』『反抗的』
『依存的』『怒りやすい』『ずる賢い』
というまさに子どもなどの水準に意識が
停滞してしまう大人を指す。

ゆえにその人物の価値観は
「大人」の見識が支配する世間一般の
常識や法律を蔑ろにしてしまうことも
あり、社会生活への適応は困難になり
易く必然的に孤立してしまうことが
多い。

また「ピーターパン」は年齢的に
大人の男性である「少年」で、
母親に甘えている時や甘えたいと
欲している時に、
母親の必要を演じる傾向も持ち合わせて
いる。(所謂幼児回帰の要素も含んでいる)

あと性感覚における特徴が分析されており、
異性・つまり女性との対話を不得意とする
ケースがほとんどである。

大人の人間として現実的な将来への
展望、ひいては人生の構想諸々の
意識が著しく欠如しているため、
相手に対して釣り合いが取れるだけの
話題を共有することができないという
のがその原因と推測される。

「母親像」はカイリーによっても
触れられている「ウェンディ」の
ような女性を理想としている場合が
ほとんどであるという。

ここでいう「ウェンディ」が
行なう行為は過保護で独占的で
「殉教者」のようであると
述べている。

最近では、社会的に疎外され親に
保護されて生きている所謂「ニート」
「引きこもり」といった人間を
大人になれない大人として
罵る意図を持って使われることも
ある。wiki参考
参考文献「ピーターパン症候群」

この使い古された言葉が今、男性だけに
当てはまるかというと そうではない事に
気づくだろうか?

時は流れアニメやゲームの異常な流行り方
を見て感じることがたくさんある。

中には男女問わず仕事に就かず、
生身の異性との交際が嫌だという人も
いる。

これを今や 障害だなどと言えるだろうか?

ある意味 ムーブメントであり、
一つのカルチャーにさえなっている。

これを提唱された時は原因は、
近親者による過保護への依存、
マザーコンプレックスの延長、
幼少期に受けたイジメもしくは虐待に
よる過度なストレス、社会的な束縛感・
孤立感・劣等感からの逃避願望、
物理的な脳の障害など関係している
のではないかと諸説が唱えられているもの
の結局学識的な因果関係は
わからないままである。

それが今では性別も関係なくなっている
ように思えるのだ。

そもそも日本は「恥の文化」だ。

海外なら ある年齢になると一人暮らしを
するが日本人は恥を嫌う。

ましてや核家族になり先人の知恵もない。
人間の誰もが持っている「過去回帰」
に触れる機会も減っているだろう。

F・シュタイナーが故郷喪失者について
語っていて、それは「ひとつのまわり道」
であって、その まわり道である
「故郷喪失という聖地」に至ることで
人類進化における土着のものと調和を
見いだすことができるという。

現代への強い寂參感が強い幼児回帰、
過去回帰願望にいきつくと考えられる。
これをノスタルジーで片付けたくない
ので、「アイデンティティの非連続への
恐れにある」とノスタルジーを語る
社会学者F・デーヴィスは取り上げない。

過去回帰が行き着いて「胎児シンドローム」
になっていると考えるからだ。

これは悪いことではないと思っている。
たとえ、どんな名称をつけられても
必要だと思うからだ。

ゴチャゴチャと色々な学説を唱えるより
現実が物語っている。

私たちが心地良いと感じることは
過去回帰に繋がる。

今の社会に順応できたら、
それこそ問題だと考えるべきだと思う。

今取っている行動に犯罪性がなければ、
それを異常行動と言われようと
正当性があると認めるべきだと
私は思う。

環境音楽は音楽療法として使われるが
英国のブライアン・イーノが提唱した
音楽のジャンルである。

イーノ自身はインタビューにおいて
環境音楽の考え方が、フランスの
音楽家エリック・サティの楽曲
「家具の音楽」から影響を受けている
と語っている。

環境音楽は「アンビエント音楽」、
「アンビエント」とも表記され
必ずしも「アンビエント=環境音楽」
ではない。

環境音楽自体思想を表す言葉でもある。
共通していえるのは、無理に聴かせよう
という部分がないこと。
焦点が商業的な器オンリーから
始まってないことなど、特徴的である。
紅白歌合戦に環境音楽が出てくるはずが
ない。

サティが凄いのは、私が尊敬する
ジョン・ケージに影響を与えている
ことだ。

ジョン・ケージに関しては今度時間をみて
ゆっくり書きたいが、
私たちの誰もが持っている心地よさが、
どこからくるのか。

本当は何処へ逃げたいのか。
それを知るだけでも生き方と、
毎日が変わってくると思うのだ。

広めの温泉に浸かって身体を
浮かせて海に浮かぶ自分を想像する
だけでも かなりの安堵感が
得られることになる。

私の歌に出てくる歌詞に この
ブログの内容があるが歌にすると
サラリと流れてしまう。
そんなものなんだけど……

2014-02-06 19:13:20投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(6) トラックバック(0) nice!  あしあと
    6件中   1 - 6 件表示 ( 全 1ページ )
    コメント一覧
    瑞恵さんへ過去は過去と捉え、最低限まず自分で自分を褒めてあげることから始めると良いと思います。すべては成長の糧です。考え方ですが、それぞれが「宇宙」だと思っています。大人が子どもを「宇宙」だと捉えてあげていないところからズレがはじまるのでは?とも考えます。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-07 23:26:07
    しずくさんへサティをお聴きになっておられたのですね。偉大な音楽家だと思っております。ピーターパンに対して、ティンカーベルは、どんな役目を果たすのでしょう?なかなか興味深いお話です。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-07 23:20:48
    馬鹿道マッシグラさんへ横向き胎児の格好は人が安心するポーズです。仰向けは腰に負担が、かかるので身体が疲れている時や痛めている時も横向きになります。お疲れ気味かと思います。お身体を大切になさって下さい。
    サイト管理者 Nachiko   2014-02-07 23:16:45
    guest
    何とも興味深い内容です。私は自分の子供に対して、思い当たる事があります。原因についてもです。悔いても悔いきれないし、詫びても詫びきれない。でも「いつでもここにおいで!」の準備はできているつもりです。親も子供も辛いんですよね・・・
    母親は子供の宇宙であるべきだと思っています。(ある年齢までは)
    投稿者 瑞恵   2014-02-07 09:29:44
    guest
    つい数週間前。かなり長い時間電話であ話してた一回り上の彼がピーターパン症候群と自分で言いました。で俺がピーターパンでしずくがティンカーベルだぁ。って言われた次の日は考えました。何をかは上手く書くのこわいかな。あ、サティは私かなり聴きました。他の作曲家が好きですがなんですかね。
    投稿者 しずく   2014-02-07 01:11:02
    guest
    私は寝る時に「胎児のポーズ」をとらないと眠れない。要するに膝を抱えるように横向きになって体を少し丸めるのです。そうすると心が落ち着くのか眠りに入りやすくなります。仰向けでは眠りに入れないのです。これも胎児シンドロームですね?ストレスの無かった原点を人間は求めているのだと思います。
    投稿者 馬鹿道マッシグラ   2014-02-07 00:56:04
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