Nachiko Official Website

Nachiko's books.

Nachikoの電子書籍

詳細 >>

プロフィール

シンガー&ソングライター、音楽クリエイター、物書き、産業カウンセラー、思想家。

詳細 >>

ライブ情報

Now on SALE

オリジナル表示

Warming up


M1 紫の糸 ~光を~ La Lumière

M2Prisoner

M3  ホ・ン・ネ Real intention

M4 夕映え It was good die in loneliness

M5 幻華 Distractionof Ω 

 M6 体が風になるまで Return Me!

ボーナストラック:μμタンバリン(アレンジ&プログラミング:Team S)


Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

synclTV


La Lumière 

プレイヤー

QRコード

携帯電話からアクセス
クリックで拡大します
URLをメールアドレスに送信

RSS RSS

夜の帳(とばり)が下りると…

私は夜型人間なのだと自覚している。
朝日燦々で「さぁ 今日も一日元気で!」
という感覚がない。

夜行性の猫と気が合う。
その影響か犬達まで私のせいで
夜ゆっくり眠っていられないのでは?
と少々同情する。

昼が過ぎて空の色が変わり、
景色が短時間だけブルーというか
独特の色味のない不思議な色に
染まる時間帯がある。
「逢魔が時」と言われる瞬間だ。

この時の景色と、
夜が終わり朝に向かって空の色が
微妙に変化していく時間だ大好きだ。

私が最初に うわっと思うほど
感動した景色は かなり以前に
さかのぼる。

何せ 修学旅行へも行ったことが
なかったので感動屋の私は
音楽の仕事を始めてから、
何を見ても感動できる特典を
持っていた。

あれは最初のアルバムの
レコーディングで合宿した時
の事だった。

ロックウェル・スタジオで
ずっと皆で作業していて、
夜 外にちょこっと出た。

何気なく見たら、眼下に
熱海の夜景が広がっていた。
私は その時 夜景って何て
きれいなのだろうと大感激した。

そこから私の夜景好きの芽が
ニョキニョキと出てきた。

昼間は何でも無い景色が、
夜の帳(とばり)が下りた途端に
大きく変貌することを知った。

明るいうちは汚れていて半分
破けた赤提灯も夜になれば、
ほんわかと温かい空気を放ち、
空っぽだった店内が人で溢れる。

ネオンギラギラの世界と違い、
ポッと灯った明かりで世界が
変わる。

児童公園も昼間は子ども達で
賑わっていて遊び場の役目を
していたのに、
夜はベンチに座ると街頭が
ポツーンと照らし、
空気が澄んでいると星や月も
見えてロマンティックな
空間に変わる。

この同じ場所の変貌が
たまらなく好きだ。

月明かりでの散歩など
この上なく気持ち良い。

満月の夜 月が一番美しく
海に滲んで見える場所を
探そうと海岸線を車で
走ったこともある。

日中の味気のない風景が
何か楽しそうでワクワクする
光景に変わる横羽線の
工場のクレーンとか起重機
が並ぶ あの地帯の夜もいい。

何でもない空港の夜も美しい。
滑走路の明かりは幻想的な光を
放ってズラリと並ぶ。

お手軽にウチの近くから見て
何度見てもあきないのは、
有明のフェリーターミナルから
見た海。

向こう側にレンボーブリッジが見えて
その後ろに さらにワッと
きれいな光景がある。

首都高から豊洲出口から進んで行った
処にも とても奇麗な夜景が
広がっていた。

残念ながら今はビルが建っていて
見える場所も限られてしまった。

いつだったか伊豆方面に走って行って
帰り道 いきなり あたり一面に
光の粒子を散りばめたような
夜景に遭遇したこともあった。

光るオモチャ箱をヒックリ返した
ような細かい粒子がチラチラと
輝き、そこを通り過ぎるのが
もったいなかった。

場所的には六本木ヒルズの特別
展望台から外を見渡すのも
色合い的には「いかにも夜景」
で奇麗だが、眼下に見える
景色は やたら生活感が目につき
他の夜景と感じ方が違う。

車の走る所は赤い川のように見え、
ひたすらビル ビルの洪水なのだ。
こうして見ると、人間って
本当に小さな生き物だとか、
そんな事ばかり感じてしまう。

全国夜景スポットなるサイトが
あるが、私は自分で見つけた
ちっぱけでもいいから、
奇麗だと思える夜景がいい。

ここの夜景は有名なんですよと
言われて連れていかれた
北海道の夜景スポットも
確かに奇麗だった。
有名なだけあると思った。
でも沖縄の この間行った時は

きっちり整理された感じに
なっていたけど、
小さな公園から見る
美浜方面の夜景を最初に
見つけた時 嬉しかった。

車でクネクネと裏道を行って、
その公園で夜景を初めて見た時は
心に風が入ってくるような
快感を味わったのを覚えている。

どうしても夜景を見に行く気に
なれないのがスカイツリー。
すっごく良いからと勧められても
足が向かない。

何故だかわからない。
それだったら海の向こうに
イカ採り漁船の明かりがポツポツと
浮かぶ光景の方が見たいと思う
部類になる。

東京から出て他所に泊まると、
宿泊先の部屋の窓から夜は
外をよく眺めている。

深夜 家の近所で 静まりかえった
通りの道路際の柵に厚着をして、
寒い季節澄んだ空気の中で
無言で信号機の色が変わるのを
じーっと眺めているのに
凝っていた時期がある。

通りを挟んで数分行けば、
大通りなのに一本内側に
入った街並に誰もいないのに
信号機が そこにいて
色を換える様子は、何とも
詩的な雰囲気を感じる。

横浜の あの夜景も奇麗だけれど、
私はベイ・ブリッジの
薄ら青い夜の佇まいが好きだ。

以前はマリンタワーが目立っていて、
その中から見る中華街も、
なかなか良かった。

これから自分で 幾つお気に入りの
夜景を見つけられるかわからないが、
楽しみの一つになっている。

夜の帳には、暗い闇を
ほんの少し人に安堵を与える
魔法を持っているのかもしれない。

2013-12-29 06:14:57投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(4) トラックバック(0) nice!  あしあと
    4件中   1 - 4 件表示 ( 全 1ページ )
    コメント一覧
    魂さん
    私 その景色 絶対好きです!何か 感性に共通するものがあるのでしょうか?
    サイト管理者 Nachiko   2013-12-31 09:46:58
    guest
    私は埋めたてられていく海のそばで育ったせいか、港湾に立つナトリウム灯のぼうっとしたオレンジの灯りやコンビナートの冷たい煌めきが好きです。
    湾岸線を下るときの左側の景色に郷愁を感じます。
    投稿者   2013-12-30 10:01:50
    瑞恵さん
    夜の帳が下りる前の「逢魔が時」を見れたらいいですね。かなり神秘的で素敵ですよ。
    サイト管理者 Nachiko   2013-12-30 08:10:37
    guest
    夜の帳・・・感じた事、見つけるチャンスと巡り会えないないんだよ。寂しいな!

    投稿者 瑞恵   2013-12-29 20:58:18
    4件中   1 - 4 件表示 ( 全 1ページ )