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Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

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イスラーム四方山話

クリスマスが終わると途端に日本は
お正月ムードになる。

昨夜までのクリスマスの飾りを
さっさと片付け、
松飾りが置かれる。

クリスマス前で面白かったのは、
半分がクリスマス用品の
飾り付けで向き合うように、
お正月用品の飾り付けがあった時
だった。

個人的には
「なんじゃ、コレ?」
というのが素直な感想だった。

正式にはクリスマスの飾り付けは
来年の松の内までだ。

しかし、そんなに長く部屋に
クリスマス用品を飾る家は
クリスチャンでもない限り
少ないだろう。

で、この さっさと お正月ムード
に向かうのも今では
日本人らしいのかもしれない。

ここで私もクリスマスは終わりと
思わず、話は全然違う方へ飛ぶ。

前回はクリスマスにまつわる話を
書いたが今日は個人的な話をする。

かつて私の家の近所に、
イスラーム教の大使館員の一家が
住んでいた。

何故か私は その一家に気に入られた。
最初のイスラーム教の一家との
付き合いは随分前の事だ。

最初 10歳位の女の子に声をかけられた
ことから始まった。
家の近所ということもあり、その
女の子とよく話をする機会があった。
人なつこくって妹や弟を連れて、
私から離れなくなっていった。

そのうち彼女の家に招待されて、
そこの一家の両親と顔を合わせ、
何だか私は異常に気に入られた。

私の下手な英語と女の子の日本語で
コミュニュケーションを取ることが
できた。

イスラーム教だと知ったのは、
食事を出された時だった。
細長い外米に お砂糖たっぷり、
それに牛乳がかかっていた。

私には いつも女の子の母親が
「ナチコ もっと食べなさい。
もっとファットになりなさいね。」
というのが口癖だった。

この一家との出会いが初めての
イスラーム教の人の生活の一部を
見る経験だった。

月日は経ち、この後またまた
イスラーム教の一家と行き来する
ようになった。

今度は大使館員ではなかったが、
ご主人が大企業に勤める家だった。

外国の人という認識しかなかったが、
そこの家の奥様の妹さんと私は
とても親しくなった。

苦手な英語でもコミュニュケーション
が取れて妹さんは不安な日本での
暮らしに私を頼り、何でも相談して
きた。
今思うと、毎日よく行き来していたと
思う。

お互いの家に行き来しているうちに、
色々なイスラームの事を教えてくれた。

宗派とかあるから、何の宗派だったの
だろうと今さらながら思うが、
未知の生活ぶりは私には不思議だったり、
感心させられることが多かった。

規則も色々あり、これって生まれた時から
馴染んでいないと面倒に思えるのではと
感じることもあった。
お祈りの時間になると方角をみて、
脚や腕も肘まで洗い、そこここを
清めて小さなマットで礼拝をする。
常に神様の事が頭にある。

振り返って思うと一番最初に、その
妹さんに質問された言葉が、
あの一家と関わる大きな鍵だったように
思える。

「あなたは神を畏れますか?
あなたは神の存在を信じますか?」
という物だった。

人智をこえる大きな存在を私は神の
領域だと思っている。
私が危険だと思うのは
「神を畏れない人」だと思っているので
「人間の力だけを信じて生きていません。
勿論 神の存在を信じています。」
みたいな事を言ったと覚えている。

この一家の家に遊びに行くと必ず食事の
支度の手伝いをさせられた。
本当に手間ひまをかけて丁寧に作る。

女性は手縫いで器用に色々なものを作る。
作ることが好きな私には興味深いこと
だらけだった。

豚肉は絶対食べないで、牛肉を決まった
方法でカットされた物を使う。
コクを出すために魚介類を器用に使う。
エビの使い方は、とても美味しくて
参考になった。

スパイスやハーブも各種使って料理をする。
一日中料理しているかと思うほど、
下ごしらえが大変だった。

カレー粉も何種類もあって具材によって
使う粉が違う。
辛みを抑えるためにサツマイモを
裏ごしして混ぜたり、工夫の
バリエーションが半端ではなかった。
食文化の違いとはいえ、作るものが
あまりにも違うので一般の 
あるイスラームの一家の一つの例を見て
いるようだった。

カレーを夕食で食べる時は派手だった。
ルーを作るのに時間をかけるのは当然だが
テーブルにトッピングが
処狭しと幾つもの皿に並んだ。
ほうれん草(茹でてアク抜きしないのは
ビックリした)、油揚げを刻んだもの、
ゆで卵をスライスしたもの、ミニトマト、
両端を手で切ったモヤシ、さっと茹でたエビ、
他にも色々あって、それらを適当に
ライスの上に乗せて最後にルーだけを
かけて食べる。とにかく美味しかった。

ラマダン中は日が登っている時間帯は、
お茶を飲むくらいで夜にならないと
食べ物を口にしなかった。

ラマダンといえば、ラマダン明けの
パーティーがあって、どこにこんなに
人がいるの?と思うほど
大きなパーティーをやった。

数日前から私は食事の仕込みの手伝いに
通った。
何しろ すごい量を作ったので、何が
何だかわからないまま、言われた通り
コネコネやったり、野菜を切ったり
忙しかった。
焼き鳥だというのだけれど、
甘くて刻んだナッツで焼いて味が
全然違っていた。

ラマダン明けのパーティー当日は
大使館の人達や大勢来て、名前を
紹介されたが覚えきれなかった。

皆 とてもフレンドリーで、
私も手伝った料理は長いテーブルを
数本用意して大きな容器に入れて、
ブッフェ形式で皆さんに食べて頂いた。
初対面の人達も親切で名前で呼んで
くれた。

夜に行なわれたのでライティングして、
とても奇麗だった。

普段から神様を忘れず、平和で礼儀正しく
家族の結束が固くて その時は
日本が忘れてしまったものを
持っている人達に見えた。
絶対に家族を一人ぼっちにしないのだ。

核家族が当たり前の日本。
成人して家にいたら変だと思われるアメリカ。

私は、この家族を大切にする姿勢は
素晴らしいと思う。

ここの妹さんとは隅田川の花火大会も
一緒に行ったりした。
お弁当だといって、ニンニクが香る
特製パスタを持ってきてくれた。
これはエビとレモングラスと生クリーム
が、隠し味で効いている。

今でも作る私が彼女から教わった
特製の美味しいパスタだ。
どこにもレシピは書いてない。
家でしか食べることができない。

異文化へ入り込んでの毎日は
刺激的で楽しかった。
彼女達一家が帰国した時は
とても淋しかった。

私の家に来て、うちの夕飯を
作ってくれたことや、
涙ながらに私に色々話してくれた事が
頭に残っている。

後にテロでイスラム教のことを
テレビでやっていて聖戦とか言って、
自爆している人達を見た時、宗派が
違うよね?と強く思った。

他の国の文化を尊重していたし、
自分達は神を畏れない・信じない人と
付き合うのが怖いと言っていた。

テロの話も、実は…みたく言われて
いる事が沢山あるのは事実。
一神教であろうと平和を願っていた。
少なくても私が知っているムスリムは
「神を畏れない人が怖い」と同じことを
言っていた。

自分達はコーランだけれど、ナチコは自分の
信じるものを信じて神に感謝しなさいと
言っていた。押しつけなどなくて、
自分達は自分達、という感じだった。

生まれ育った風土や習慣を大切にすること
を守っている人達という印象しかない。

仕組まれたことなのか、自発的に
あんな事になったのかわからないが、
私は個人的にイスラームを特別なもの
だとは思っていない。
美味しい料理を教えてくれて良い印象が
残っている。

何なんだろうと考える。
宗教で戦争が起きるって変だよね。
説いている事って重なっていること多いのに。
宗教という括りが、いらないのかな。

今年の終わりまでカウントダウンだ。
どんなに辛いことがあっても、
希望は足下に寝ている。
私が、こうしてここでブログを書いている
こと自体実際 あり得ないと思っていた。

背中にゾワゾワと何かが
動き出しているのを感じる。
「死」を終焉だと もし思うなら
何て悲しいことかと思う。
それって人間は死に向かって
生まれた瞬間から歩き出しているだけに
思えてしまう。ラストは無い。
あるのは いつも始まり。
だから私は始まりの歌が好きだ。

2013-12-26 10:06:26投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(2) トラックバック(0) nice!  あしあと
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    コメント一覧
    瑞恵さん
    私は 宗教でもカルト宗教でなければ、その国の風土や気候、習性など実に良く出来てると思うのです。教えも共通している部分が沢山あります。全ての人が本当は平和を願っているはずなのです。それなのに、どうして、こんな風になってしまうのか不思議です。人間を支配する道具に使われたら大変な武器に変わります。
    サイト管理者 Nachiko   2013-12-27 08:00:02
    guest
    始まりの歌・・・良いですね?
    宗教・宗派は自由だと思う。願うのは宇宙に浮かんでいるこの星の平和と安全。
    イスラム教について私は良く知らないのだけれどフレンドリー、アットホームなのはイイな!と思いました。
    私たちが住むこの地球も星の一つだと言う事を覚えて生きなきゃね?
    投稿者 瑞恵   2013-12-27 05:13:27
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