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M1 紫の糸 ~光を~ La Lumière

M2Prisoner

M3  ホ・ン・ネ Real intention

M4 夕映え It was good die in loneliness

M5 幻華 Distractionof Ω 

 M6 体が風になるまで Return Me!

ボーナストラック:μμタンバリン(アレンジ&プログラミング:Team S)


Vo    Nachiko

Dr    :そうる透

Bass   :渡辺建

Bass   :和佐田達彦

G      :田川ヒロアキ

G   :竹内亨規

Key    :河野啓三

Key    :河本慎一

Vi    :武藤祐生

和太鼓 :響道宴


Mix :岡野高史

All Music&lyrics:舘岡奈智子

All Produce&arr.:そうる透

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La Lumière 

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怪・第一話

今日は2つの話を。
先日のことから書くとしよう。

その日は とても寒い夜だった。
いつもならキチンとエレピをセット
して作業するのだが、横着して
ソファに座り膝に重いのにエレピを
乗せて脇に五線紙ノートとペン、

ソファの肘掛けに簡単な
ヴォイスレコーダーを置いて
デモを作る前段階の肝心な
メロ譜を作っていた。

ワンコ達も協力的だったし、
とてもスムーズに事は進んでいた。
落ち着くシチュエーションだったと

思う。私の右サイドにロングコート
チワワの子がベッタリくっつき、
左サイドには末猫がおとなしく
寝ていた。

寒いのでイタリアングレーハウンド
の子は電気毛布に包まり寝ていたし、
寒がりのスムースコートチワワの子

は日頃 神のように拝む
ガスファンヒーターの前で
気持ち良さそうに寝ていた。

明け方になり、室温が下がって
きたので私はストーブを
エコモードのスイッチを切って
あげた。

途端にストーブが 小さな音を
立てて熱風を吹き出してくれた。
部屋も暖まり良い感じになった。
部屋は静まりかえっていた。

私がエレピを弾いて歌わなければ
何も音がしなかった。

作業をしていると突然 ストーブが
ゴゴンと地鳴りのように音を出した。
ビクっとしてストーブを見ても
何も変化は無かった。

暫くすると またストーブがゴゴンと
大きくうなった。

おかしい。この冬に新しく買ったばかり。
ガスファンヒーターだから何か
怖い気がする。

壊れたのだろうか?
これ以上 大きな音がしたら
爆発するのではないだろうか?

明け方 たった一人で大きなエレピを
膝に乗せて身動きできない自分の
姿を想像すると、あまり格好の
良いものではない。

周囲には飲みかけの豆乳入り珈琲と
譜面が散乱している。

こういう時って悪い方に思考が
行く。

ストーブが爆発したら私、
あられもない この姿を
ご近所か消防の方に見られるわ。

そう思ったら、メロディを書く
どころではなくなった。

ストーブのゴゴンを究明しなくては。
しかし膝に乗せているエレピのせいで
簡単に動けないのが恨めしい。

時間にして そう長くなかったと
思うのだが次のゴゴンを待つことに
した瞬間だった。

私の左サイドで微動だにしなかった
はずの末猫が、いきなり
エレピの一番低いキーを
腕をニョっと伸ばしてボボンと
叩くのを見てしまった。

あ? だから同じキーの高さだった
んだ。

コレ読んだ人は何とも思わないかも
しれないけれど、明け方に
一人で作業している時に
いきなり大きな低音が鳴り響くのって
結構怖いのです。

……長い前置きでした。
笑えないけど笑える怪ではなく
「快」の方でした。


で、本題です。
これは第一話なので古い話から
書きます。

私が中学生の頃に遡ります。
いつもの様に布団に寝ていた時の事、
鈴が どこからともなく
シャンシャンシャンと鳴る。

身体が金縛りにあい目覚めているのに
妙な感覚に陥るのだ。

説明できない雰囲気に呑まれて、
一度閉じた目を開けると、
そこは竹やぶで あたり一面が竹竹竹。

鼓膜にはシャンシャンシャンという
鈴の音が段々大きく響いて来て、
キーンとなるまで響き渡ると
十二単のお姫様が登場するのだ。

両端に美しいヒラヒラした紐の
付いた お扇子を広げて顔の横に
置いて私の方を向いて微笑むのだ。

色の白い本で読んだ お姫様みたいな
感じで 私は その艶やかな衣服が
竹やぶに異様に映える美の世界に
惹き込まれる。

だが、その後 お姫様は その
お扇子で顔を さっと前を撫ぜる様に
動かすと 穏やかな お姫様は
もう そこには居なくて
見た事もない怖い顔の人に
変わって私を見ている。

ここで 私は恐怖のあまり絶叫して
身体を動かす→金縛りがとけて
元の布団に居る。

という日々が何日も続いた。
オトナになって思えば 
あの顔は般若の顔を怖くした
感じに似ている。

その夢を見続けているうち、
私に大きな変化が起きた。
私は何度か死にはぐって

いるのだけれど、まさか
自分でも気づいていなかった
のだがトイレに行っていなかった
らしい。

様子がおかしいと お腹を見たら
カエルのようになっていた。
鈍感なのは生まれつきなのだろう。

我慢することと耐える事には
自信がある。

親に その怖い お姫様の話だけは
一生懸命訴えていた。

毎日 毎日
「怖い 怖い」と訴えていた。

留守番の祖母が救急車を呼んで
即入院になった。

あと少し遅かったら尿毒症で
死ぬ所だったらしい。

入院して治療を受けても、高熱は
ずっと続き髄液をとられたり、
当時色々検査をされた記憶がある。

その時は腰痛は激痛になっていて、
食事は点滴だけ。
高熱のせいか病室に来ている家族の
会話が途切れ途切れにしか
入ってこない。

主治医が何やら困っているのだけは
わかった。

ウチは宗教が どーのとかいう家では
なかったのだが私が入院前まで
見ていた夢の話が話題にされている
のがわかった。

当然の事ながら私には何が何だか、
さっぱりわからない。

今だに何を どうしたのだか聞いて
いないので わからない事がある。

ただ どうしても下がらなかった
高熱が突然下がったのだ。

そのタイミングが面白かった。
たまたま当時存命だった叔母が
付き添っていて居眠りをしていた
らしい。

その時 部屋から真っ黒な
大蛇が出て行く夢を見ていて
看護師さんが検温に来て目が覚めた
というのだ。

その時の検温で平熱に下がったのを
知ったのだ。

部屋から真っ黒な大蛇が出て行ったら
私の高熱が下がった??

そう叔母に主張されても訳が
わからなかった。

平熱になってから身体の回復は
早くなった。

戦前 明治生まれの祖母が
あまりにも身体が弱くて昔の
人なのでワラにもすがるつもりで
勧められたとかで江ノ島の
弁財天の御霊入れをしてもらい
長い事大切に祀っていたらしい。

すっかり健康になった祖母は
忘れてしまい放置していたとか。

言われてみると私は よく
家に ドーンと蛇がいる夢を
見る事が多かった。

私の知らない所で何かしたのだと
思う話をしていた。

興味がなかったので、聞き返さなかった。
でも その後 私は あまり こういう事は
信じないのだけれど頭に「?」がつく
こととなった。

江ノ島に行こうと誘われたが、
その時は行かなかった。

行きたかった音大にも行かせてもらえず、
想像もしていなかった道に入って、
アルバムを出した後 何となく
また親が江ノ島に行くというので
付いて行った。

古ぼけた写真に江ノ島の写真があるので
1度は行ったことがあるのだろうが、
私は初めて行く気分だった。

不思議なもので そこここに夢に出てくる
光景がそこにあった。
初めて見る景色ではなかった。

私はピアノが大好きでピアノ科を
受けたかった。
先生も絶対に向いているからと
親を説得してくれたけれどダメだった。

ピアノは指を絶えず動かしていなければ
固まってしまう。
ピアノ禁止が出た時、全てが
終わったと思った程だった。

上へ上へと登り弁財天のお堂に入った。
初めて見てビックリした。

音楽の神様とは何となく知っては
いたが、その姿を見た時 ピアノの
神様ではないなんて思ってしまった。

もしかして…何か関係あったのかな?
ふと 考え込んでしまった。

私は その後も特別弁財天を祀ることも
なく、江ノ島へは水族館に行った
くらいだ。

御霊入れを頼んで祀っていた祖母も
召され私は引き継ぎこともなく
今日に至っている。

あれ以来 あの夢も見なくなった事も
ありがたいし、大蛇が夢に全く出て
来なくなったのが嬉しい。

そもそも私は目に見えない世界を
とても信じているので、
人間が作り出した物ではなく
古今東西全てが共通する根幹は
実は見えない世界では姿を変えて
人間に様々な導きやインスピレーション
など膨大な意識の泉の一滴を
与えてくれているのではないかと
思うのだ。

よく考えれば弱いはずの人間が
ここまで進化したのには理由がある
だろうし、その目に見えない世界が
無限大で人間の手に負えないもので
あることだけは確かだと思う。

何らかの波長の影響で私が音楽の
世界に あの時 親が どんなに阻止
しようとしても別の形で入ったのは
何度考えても笑える。

怪談話みたいな事だらけの私
なのだけれど、思えば この
祖母が私の出生に影響したように
その後にまで関わっていたのかと
思うと摩訶不思議な気分になる。

現実は小説より奇なり…
とまた書きたくなるのだ。

2013-12-13 07:28:59投稿者 : Nachiko
この記事のURL コメント(2) トラックバック(0) nice!  あしあと
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    コメント一覧
    瑞恵さん
    私は自分の身に起きた事って、今まで人にあまり言わないできました。でも世の中的には、そろそろ書いてもいいのかな?なんて思って記述し始めています。不思議な事は実際に沢山起こっていますよ。
    サイト管理者 Nachiko   2013-12-15 00:08:28
    guest
    目に見えない非現実的な体験、確かにあります!奈智子さんもすごく敏感に影響されているのですね?私は人には絶対に言えない体験をしています。自分でも未だに不思議で仕方のない話しなのです。
    投稿者 瑞恵   2013-12-14 16:52:54
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